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マリオットポイントはホテルorマイルどっちへ移行すべき?特典航空券利用の実例からわかる最適なマイル移行活用術

Marriott(マリオット)

マリオットポイントは、「ホテル宿泊で使うと最も価値を発揮しやすいポイント」として知られており、下記記事にてホテルとマイルではそれぞれどのくらいお得になるのかについて触れてきました。

一方で、「航空マイルにも交換できるらしいけど、実際どうなの?」という疑問に対し、本記事では

  • マリオットポイントがどのような仕組みで航空マイルに交換できるのか
  • 交換先によってどれほど差が生まれるのか
  • 実際に私自身がマイルに交換して旅行した具体例(ユナイテッド航空/キャセイパシフィック航空)

をもとに、「マリオットポイントの航空マイル移行」を整理していきます。

「次の旅行では、ホテルとフライトをどう組み立てるべきか」 「マリオットポイントを今、マイルに変えていいのか」 と悩んでいる方にとって、 判断の軸がクリアになる内容を目指しました。

マリオットポイントは「約40社のマイル」に交換できる

Marriott Bonvoyポイントの大きな特徴のひとつが、世界中の航空会社マイルへ幅広く交換できる汎用性の高さです。 下の図は、マリオットポイントから交換可能な全38社の航空会社を、アライアンス別に整理した一覧です。

マリオットポイントから交換できる航空会社38社一覧(アライアンス別)

ご覧のとおり、マリオットポイントは日本の航空会社であるJAL・ANAの両方に対応しているだけでなく、

マリオットポイントからマイル移行

と、主要3大アライアンスを網羅しており、これだけ多くの航空会社が移行先として用意されているポイントプログラムは、それほど多くありません。

参考までに、アメックス・メンバーシップ・リワードでは14社の航空マイルへ移行可能となっており、その倍以上の交換先をもつマリオットポイントの汎用性は無限大です。

交換先が38社もある最大のメリットは、発券できる航空券の選択肢が一気に広がることです。 たとえば、希望する航空会社の直行便に空席がなくても、

  • 同じアライアンス内の別航空会社のマイルを使う
  • 提携航空会社の便として発券する

といった柔軟な選択が可能になります。

その結果、日程や路線の制約を受けにくくなり、マイルを「使える場面」が増えるのが大きな魅力です。 旅行先や利用航空会社が毎回異なる人にとって、マリオットポイントは非常に扱いやすい万能ポイントと言えるでしょう。

マリオットポイントからマイルへの基本ルール

基本は3ポイント=1マイルで移行

マリオットポイントを航空会社のマイレージへ移行する際に、必ず押さえておきたいのが 「同じポイント数でも、交換先によって得られるマイル数が変わる」という点です。

下の図は、マリオットポイントを各航空会社のマイルに移行した場合、 30,000ポイント・60,000ポイントでどれくらいのマイル差が生まれるのかをまとめたものです。

驚くべきことに60,000ポイントを交換する場合、航空会社によって最大29,625マイルもの差分が生じてくるのです。

同じマリオットポイント数でも、航空会社ごとに獲得マイル数は異なる

ここからはなぜ同じポイント数でそこまでの差が生まれるのかを見ていきます。

60,000ポイントごとのボーナスマイルに注意

まず、マリオットポイントは、ほとんどの航空会社において 「3ポイント=1マイル」という共通の比率で移行できます。 しかし、実際に得られるマイル数はそれだけでは決まりません。

そこに加えて、マリオットポイントをマイルに移行する際、 60,000ポイントごとに5,000マイルのボーナスが付与される基本ルールがあります。

そのため、多くの航空会社では以下の移行数値となります。

  • 60,000ポイント → 20,000マイル
    • +ボーナス加算 → 合計25,000マイル

一方で、この基本ルールと異なる適用となる航空会社もいくつかあります。

ボーナスマイル特典の例外となる航空会社
  1. ユナイテッド航空
    • 5,000マイルのボーナスに加えて、 さらに追加ボーナスが上乗せされる仕組みになっており、60,000pt → 30,000マイルと通常より多くのマイルに移行することが可能です。
    • この差は数値で見るとわずかに感じるかもしれませんが、 ポイントをまとめて移行するほど累積の差は大きくなります。
  2. アメリカン航空・アビアンカ航空・デルタ航空
    • 60,000ポイントごとのボーナスマイルが適用されません。60,000pt → 20,000マイルとほとんどの航空会社に比べて5,000マイル少ない状態での移行となります。

この点は、マイル移行先を選ぶ際に見落としやすい注意ポイントです。

ニュージーランド航空だけは例外

そして最も注意したいのが、ニュージーランド航空です。

ニュージーランド航空は、他社とは異なり 「200ポイント=1マイル」という特殊な移行比率を採用しています。

その結果、下記の様に、他の航空会社と比べて極端に少ないマイル数になってしまいます。

  • 30,000ポイント → 150マイル
  • 60,000ポイント → 375マイル

これは、同じポイント数を ユナイテッド航空(3:1+ボーナス対象)へ移行した場合と比べると、 約67倍もの差になります。

この様にニュージーランド航空は、マリオットポイントの移行先としては 数値面で見ると明らかに不利です。
特別な理由がない限り、移行先として選択するのはおすすめできません。

ただし、ここでひとつ注意したいのが、 「獲得マイル数が多い=最もお得」とは限らないという点です。

マイルの本当の価値は、

  • 同じ路線で何マイル必要か
  • 燃油サーチャージなど、現金で支払う諸経費はいくらか

といった条件によって、大きく変わります。

そこで次に、同じ路線でも航空会社によってマイルの価値がどう変わるのかを、 東京―ホノルル往復の具体例で比較してみましょう。

どの航空会社がおすすめ?ハワイ路線で比較ハワイ路線で比較

ここまでを整理すると、マリオットポイントからの移行という“数量面”だけで見た場合、 最も有利なのはユナイテッド航空と言えます。

  • 基本比率は他社と同じ3:1
  • 60,000ポイントごとに10,000マイル相当のボーナス

そのため、同じポイント数を移行しても、 最終的に手元に残るマイル数が最も多くなるのがユナイテッド航空です。

ただし、マイルの本当の価値は 「何マイルもらえるか」だけで決まるわけではありません。1マイルあたり何円相当で使えるかによって、 最終的なお得度が逆転するケースもあります。

つまり、行き先や、航空会社によって必要マイル数・諸経費が大きく異なるため、 “どの価値を重視するか”で最適解は変わります

下の図は、東京―ホノルル往復を例に、 一部航空会社を抜粋して、必要マイルと諸経費がどれくらい変わるのかをまとめたものです。

同一路線(東京-ホノルル往復)でも、航空会社ごとに必要マイル数と諸経費は大きく異なる

ハワイ便のマイル発券に関する詳しい比較(どのマイルが実際に何円相当になるか/どのルートで得するか)は、別記事で具体例とともにまとめています。 「結局どれが一番得?」までしっかり知りたい方はこちらもあわせてご覧ください。

図を見るとわかるとおり、必要マイル数だけに注目すると、ユナイテッド航空は JALやブリティッシュ・エアウェイズに比べて倍以上のマイルが必要になります。

  • BA:41,500マイル + 諸経費 約47,710円
  • JAL:47,000マイル + 諸経費 約52,050円
  • UA:97,800マイル + 諸経費 約8,780円

一方で、諸経費(現金支出)に注目すると、ユナイテッド航空は大きく性格が変わります。

JALやブリティッシュ・エアウェイズと比べて、燃油サーチャージ等の負担が抑えられるため、現金の持ち出しを大幅に減らせるのが特徴です。

【現金VSマイル】どちらの支出を重視するかで「お得」は変わる
  • 必要マイル数を抑えたい → BA / JAL が有利な場面が多い
  • 現金支出(諸経費)を抑えたい → UA が有利になりやすい

このため、「どのマイレージが正解か」は一概には決まりません。

マイル消費を抑えたいのか、それともサーチャージ等の現金支出を抑えたいのか。そして、自分が発券したい路線では、どのマイレージが強いのかまで踏まえて選ぶのがポイントです。

この観点でマリオットポイントからの移行先を考えると、「現金支出を抑えたい人」にとってユナイテッド航空は相性が良いと言えるのでないでしょうか。

特に国際線の特典航空券では、燃油サーチャージの有無が“トータルコスト”に直結するため、ユナイテッド航空のメリットが活きやすいです。

【実体験】ユナイテッド航空マイルでモルディブへ行った体験談

私自身も、マリオットポイントをユナイテッド航空マイルに移行して旅行した経験があります。

その際は特典航空券でネックになりがちな燃油サーチャージなどの現金支出を抑えたいという理由から、ユナイテッド航空マイルを使ってモルディブへ訪れ、その体験談は、以下の記事で詳しくまとめています。

「マリオットポイントをマイルに移行するなら、数字上のレートだけでなく“現金の持ち出し”まで含めて判断する」と、失敗しにくくなります。

特に、サーチャージが高い路線・時期であればあるほど、ユナイテッド航空という選択肢が効いてきます。

【実例】Asia Milesでプーケットへ|マリオットポイント活用の流れ

前の章では、ユナイテッド航空でのマイルを例に、 「どの航空マイルを選ぶと、現金支出を抑えやすいか」を紹介しました。

ここからは少し視点を変えて、マリオットポイントを“実際にどう旅行に使っていくのか”という面にフォーカスします。 その実例として紹介するのが、キャセイパシフィックのAsia Milesを使ったプーケット旅行です。

Asia MilesがJAL派×東南アジアと相性がいい理由

プーケット旅行にキャセイパシフィック航空のマイレージを選んだ一番の理由は、普段からJALを中心に使っている「ワンワールド派」だからです。

マイルを使った特典航空券は、慣れているアライアンス内で完結する方が、路線の考え方やルールが理解しやすく、心理的なハードルも下がります。

今回の目的地であるプーケットは、そもそもJALの直行便がないため、

  • 乗継は1回までOK
  • 東南アジア方面
  • ワンワールド内で完結したい

という条件で考えたとき、キャセイパシフィック航空のマイレージAsia Milesで航空券発券をすることが自然な選択肢になりました。

さらに、キャセイパシフィック便以外の他ワンワールド提携航空会社を組み合わせられるため、「香港経由でなければならない」という制約はありません。

今回も、搭乗便自体はマレーシア航空を利用して、 成田→クアラルンプール→プーケットという現実的な旅程を組むことができました。

Paruko
Paruko

マリオットポイントから移行したキャセイパシフィック航空マイルへ移行で、マレーシア航空便に搭乗!

実際の発券内容|成田→クアラルンプール→プーケット

ここからは、実際に発券した内容です。

発券の概要

  • 使用マイル:Asia Miles(キャセイパシフィック)
  • 運航会社:マレーシア航空
  • 経路:成田(NRT)→クアラルンプール(KUL)→プーケット(HKT)
  • 航空券本体の運賃:USD 0(特典航空券)

成田 → クアラルンプール(MH0089)

  • 出発:成田空港(NRT)
  • 到着:クアラルンプール国際空港(KUL)
  • 予約クラス:エコノミー

クアラルンプールでは乗継の関係で1泊し、 「Wクアラルンプール」に宿泊しました。

トランジットの1泊とは思えないほど、夜景やプール、ルーフトップバーを楽しめるホテルで、 「せっかく乗継するなら、1泊して楽しむ」という選択肢も、 マイル旅ならではの余白だと感じました。

クアラルンプール → プーケット(MH0794)

  • 出発:クアラルンプール国際空港(KUL)
  • 到着:プーケット国際空港(HKT)
  • 予約クラス:エコノミー

東南アジアの短距離区間は、必要マイル数が比較的少なく、 現金運賃と比べてマイル単価が高くなりやすいのが特徴です。

Asia Milesでも、この区間はバランスの良い使い方になりました。

プーケット到着後の滞在については、別記事で詳しく紹介しています。

下記記事はマリオット マイカオビーチの宿泊記となり、タイムシェアの販売説明会に参加することでお得にリゾート宿泊できたレポートです。

今回はエコノミー発券でしたが、今後はAsia Milesでビジネスクラスも狙ってみたいな、と感じるくらいポテンシャルのあるプログラムです。

マリオットポイントをマイルに交換する手順

最後に、実際にマリオットポイントをマイルに交換する手順をまとめます。PC画面での操作を前提にしていますが、スマホアプリでも基本的な流れは同じです。

事前準備(マイレージ番号の用意)

  • ユナイテッド航空 / キャセイパシフィック航空 / JAL / ANA など、移行したい航空会社のマイレージアカウントを作成
  • 氏名(ローマ字表記)はMarriott Bonvoyの登録名と一致させる

マリオット公式サイトでの交換方法

  1. Marriott Bonvoyにログイン
  2. 「ポイント/アワードを使用する」内の「旅行にポイントを使う」をクリック
  3. 「ポイントをマイルに移行」の項目を選択
  4. 移行先の航空会社や移行希望ポイント数を入力(移行ボーナス有であれば60,000pt単位がおすすめ)
  5. 注意事項(キャンセル不可・所要日数など)を確認して実行

操作自体は難しくありませんが、一度移行したポイントは基本的に元に戻せないので、移行先とポイント数は慎重に決めましょう。

マイル反映までの目安日数と注意点

マイルへの移行は即時反映ではないため、時間に余裕を持つことが重要です。

そのため、空席を見つけてから慌ててマイルに移行しても、反映が間に合わない場合もあります。

「このマイレージでこの路線を狙う」とある程度決めたうえで、事前に必要マイル数を用意しておくのが現実的な使い方になります。

まとめ

本記事では、マリオットポイントを航空マイルに交換する際の考え方について、 「どのマイルを」「実際にどう」使っていけるかという面から解説してきました。

前提として、マリオットポイントは、基本的にはホテル宿泊で使うのがもっとも高い還元率を出しやすいポイントですが、今回紹介したように、路線やクラスをしっかり選んだうえでのマイル交換を行うことで、ホテル利用に匹敵する、あるいはそれ以上の価値を引き出せるケースもあります。

今回紹介した実例は、いずれも「万能な正解」ではありません。 重要なのは、自分が重視したいのが「マイル消費量」なのか、「現金支出」なのか、「旅程の自由度」なのかを整理した上で、 それに合った航空マイレージを選ぶことです。

そして、ビジネスクラス・ファーストクラス利用の場合は、更に大きな価値が生まれ、まさに「ポイントとマイルを組み合わせたからこそ実現する旅」となるでしょう。

マリオットポイントをどのように使うか迷っている方は、まずはホテル宿泊を基本にしつつ、是非マイル移行の選択肢も検討してみてください。

もし、

  • マリオットポイントはホテル利用がなぜ強いのか
  • マイル交換とホテル宿泊、どちらを優先すべきか
  • マイルの価値(1マイル=何円)で見た場合、結論はどう変わるのか

といった点を、もう一段深く理解したい場合は、 下記の記事をあわせて読むことで、本記事の内容がより立体的に整理できます。

マリオットポイントを「ホテルで使うか」「マイルに変えるか」で迷ったときこそ、 そのポイントの“本来の強み”を理解しておくことが、後悔しない選択につながります。

ぜひ本記事とあわせて、あなた自身の旅行スタイルに合った使い道を見つけてみてください。

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